自費出版の経緯
念願だった小説の出版を行いました。私自身10年越しの夢だったので、夢がかないました。
自費出版といっても掛かった費用はゼロ円です。
元々完結した小説もあったので、申請準備で1日申請して販売されるまで1日の合計2日で出版まで行いました。その時の手順が役に立てば幸いです。
大変だったり躓いた作業は下記4点
・原稿用意、編集
・表紙を作る
・原稿をアップし確認
・TIN値やKDPセレクト理解
原稿や表紙など用意するものがあるので、それの用意ができればあとはスムーズに作業できると思います。
・ダイレクトパブリッシングに登録
セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
元々Amazonのアカウントを持っている人はそのままログイン
必要な情報を入力します
住所と受け取る口座の指定
TIN値
TINを取得するのは大変ですが、日本国籍場合は、マイナンバーの個人番号を入力します。
Wordで添削、編集
私の場合は、過去に完結した小説を書いたことがあったので、添削と編集のみでしたが、
テキストやウェブ上のメモで書いといて、編集の時だけWordを使えばよいと思います。
私の場合は画像入れたり凝ったものではなかったので、Wordで全部編集しました。
目次の設定
目次にしたい行を選択して、ホーム、見出しをすることで目次として認識してくれます
参考資料 – 目次 – ユーザー設定の目次をクリック
kindleにアップして時とページ番号ずれる場合があるので、ページ番号は非表示にします
■章ごとの改行ページ
章ごとにページを分けたい場合は、改行で行うのではなく、
章の終わりの行を選択して、ホームのページ区切りを行います。
■プレビューツールで確認
kindleのプレビューツールがあるので、一通りWordで編集が終わったらプレビューツールで表示の確認を行います。
プレビューツール■凝ったものを作る場合
画像を挿入したり凝ったものを作りたい場合は、でんでんコンバーターを使うとよいです。
私はwordでやったので、下記を参考にして頂ければと思います。
詳細を登録
タイトルや内容紹介を登録します
内容紹介は、4000文字まで入力できて、なるべく情報を載せた方がよいので、登録する前に事前に内容紹介を考えておきましょう。
表紙の作成
「画像の寸法は 1,000 x 625 ピクセル以上にしてください。画像の最大の寸法は 10,000 x 10,000 ピクセル」とありますが、解像度が高い方がよいので、できれば下記のサイズで作るとよいです。
推奨サイズ 2560×1600
アップできる拡張子 tif、tiff、jpg、jpeg
私はMediBankPaintを使って表紙を作りました。
表紙は自分で作れる方はよいですが、自分では厳しそうであれば、
ココナラなどでデザイナーを探して作ってもらうとよいと思います。
5000円前後で請け負っている方もいるので、
一から自分で勉強するよりは質の良いものが出来上がってくると思います。
原稿のアップロード
先ほど編集したwordをアップロードします。
アップロードするとプレビューできますので、目次リンクや内容を確認しましょう。
価格の設定
KDPセレクトについて
KDPセレクトに登録するとロイヤリティーが70%を選択できます
KDPセレクトについてKDPセレクトを選択した場合、独占販売となり、他の媒体での販売やブログで無償で同じような情報を公開している場合、審査に引っ掛かり場合があるのでご注意ください
申請する「レビュー中」になり、私の場合、半日で「レビュー中」から「出荷準備中」になり半日で「販売中」になりました。
出版した本について
出版した書籍はこちら
過去に克服しようと色々試行錯誤している時に書いたネット小説で、完結してから10年以上経過しています
KDPセレクトに登録したので、そのサイトの方は非公開にしてkindleの方に出版しました。
スロット中毒な私特定の人にしか需要はないですが、そのメディアで無料公開していた時は、特に宣伝することなく、定期的に読んでくれている方がいたので、困ってたどり着いた方がいて読んでくれていたと思うので、一定数需要はあると思います。
純粋にそういう方の手助けになればと思っていたので、無料で公開していました。
まとめ
今回は過去に書いた小説があったのですぐ出版できました。
念願だった書籍化(といっても電子媒体ですが)の夢を10年越しに叶えられたことに非常に嬉しく思います。
この本は、本当に困っている方の自然流入に任せて、そこまで宣伝活動に力を入れない予定です。
そして次の書籍を書いていきます。
もう一冊完結している小説があるので、そちらを添削、表紙を作って公開作業をしていきます。
それとは別にエンジニア向けの書籍の執筆をしていきます。
今後とも応援して頂けると幸いです。